不動産登記を司法書士に頼んだ場合の費用は、およそ60、000円から10万円が相場です。ただし相続登記をする土地の数や資産価値によって、加算されます。複数の不動産の名義変更があるなら、当然高くなるのが普通です。また相続登記の登録免許税率は、一律0.4％となっています。
詳しくは不動産の固定資産税評価額に0.4％を乗じた金額です。例えば3、000万円の不動産であれば、0.4％は12万円となります。従って土地の評価額が高いほど税金も高くなる仕組みです。ただし土地の評価は時間の経過と共に変わるので、安くなってしまう可能性もあります。
公的機関が公表している指標となる土地の価格を、その不動産の評価額と呼びます。公的機関から土地の評価額が発表されるのですが、これは土地の売買を公正に行うためです。土地の評価額には4種類あります。それは固定資産税評価額と公示価格、実勢価格と相続税評価額です。
4種のそれぞれに計算方法が決まっていて、利用用途も違います。司法書士に支払う相続登記の費用は、各事務所によって規定があります。一括サポートのプランなどで、比較的リーズナブルな価格になっていることもあって好評です。費用の支払いで不安がある場合は、遠慮なく司法書士に相談できます。
遠方に土地がある場合、交通費などの実費も支払い対象です。細かい明細もあり、事前に見積書も出してくれます。尚、基本的に面談による相談は予約制です。