司法書士は、登記や供託の他に訴訟などの相談に応じる専門家です。依頼人の利益や権利を守ってくれるプロなので、不動産相続の相談もできます。国家資格として法務大臣から認定を受けているため、不動産相続に関わる業務代行が可能です。親族が亡くなり、被相続人から土地や家を受け継いだ場合は早めに相続登記を行います。

遺産である土地や家の分配方法を決めるのが先決です。全ての相続人同士で話し合い、どのように分配するかを決定します。土地を売ってから売却利益を分割する方法もあるので、司法書士に依頼すると説明してくれて安心です。さらに不動相続に必要な書類と費用を準備します。

費用は司法書士事務所にもよりますが、だいたい7万円から高くても10万前後です。正式に依頼する前に、見積もりを出してくれるので心配ありません。一般的に、定額制の方が比較的安くなります。全ての書類を作成してもらったら、署名捺印すれば依頼人のすることは終わりです。

司法書士が書類を最寄りの法務局に提出してくれるので便利です。不動産相続の各書類には期限のあるものもあります。固定資産評価証明書は3か月以内のものを用意するのが鉄則です。家や土地は月日が経つことで、資産価値が下がることがあります。

また不動産を相続した際の相続税の計算などもしてもらうと、後で問題になりません。節税の方法などもベテランの司法書士ならアドバイスしてくれます。なるべく税金の掛からない方法を教えてもらえるので喜ばれています。

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